カニを捕まえよう チヌ(クロダイ)やキビレを釣る時に重宝するエサ「岩ガニ」。エサ屋さんで数匹を購入するだけでも意外といい値段になっちゃうアイテム。お財布にもECOになるのと、意外にあっさり採れるので、そんなカニさんの捕獲する方法を紹介します! ◆取り方のコツ① カニさんを一番捕まえやすいのが、潮が引いている時間です!水の中にいるカニさんをたくさん捕まえるのは、至難の業なので潮の引いた時が狙い目!さらに、潮回りは大潮や中潮の日で干潮時刻の時間帯がオススメです! ◆取り方のコツ② 採取場所はゴロタ石が多い磯場のようなところがベスト!砂地などには生息していないので底に荒れているポイントを探すこと。 ◆場所の選定 海辺で潮が引くと写真のようにゴロタ石が露出してきます。このようなポイントでカニを採取します。下の写真のように、潮が上がるとゴロタ石全体が海水に浸かってしまいます。 潮が上がっている状態満潮時や潮位が高い時の状態です. 潮が上がるとゴロタ石全体が海水に浸かってしまいます。 潮が下がっている時の状態干潮時になると、海水に浸かっていた岩肌や小磯が姿を見せます。※小潮などあまり潮位が下がらない時もあるので潮位表を確認することをおすすめします! ◆実際にカニを捕ってみよう! 石を裏返してみよう潮が引いたゴロタ石をいくつか裏返してみてください。 そうすると隠れているカニさんが現れます。 思うように数が集まらない時は、少し大きめの石などが積み重なっていて下にカニさんが隠れやすい隙間があるような場所にも潜んでいます。 ※写真は素手ですが、牡蠣殻などで手を切る恐れが高いので、必ず軍手やゴム手袋などを着用してください! カニさん発見!水温や気温が高いと動きも素早く、慣れていない方は手こずるかもしれませんが頑張ってみてください! ※コツとしては、バケツや入れ物をすぐそばに置いて、テンポよく採って行くこと! 1匹のカニに集中しないで次から次へと探して捕まえて行きます! カニさんゲット!慣れてくると5分から10分くらいで、そこそこの数が集まりますよ! (右の写真で2~3分くらいです。※この時の季節は4月) 【ご注意①】岩には「牡蠣の殻」や「フジツボ」が付いていますので素手で石を持つと手を切って大怪我をする恐れがありますので、大人の方やこどもさんも軍手や安全な手袋を装着して採取してくださいね!【ご注意②】潮の引いた磯場は岩海苔や苔によってたいへん滑り やすくなっているので、十分ご注意ください。 潮位表(タイドグラフ)をチェックしよう! カニさんを捕まえる前に、潮位を確認しましょう!大阪湾や神戸港のエリアに関しては、潮位が60㎝以下の時間帯が比較的、採取しやすいです。潮位が70~80cm以上の状態だとゴロタ石が海水に浸かっている可能性もあるので、カニさんをゲットできる確率が少なくなります。 ★神戸港の潮汐情報 ※採集ポイントページに各エリアの潮位表を掲載しています